イギリスのフィッシュアンドチップスの値段や食べ方は? | FRON [フロン]

イギリスのフィッシュアンドチップスの値段や食べ方は?

こんにちは!

在英歴22年のライター、Heathです。

イギリスというと「あまり食べ物が美味しくないのでは?」という印象をお持ちの方もいますが、近年はフィッシュアンドチップスを含め、伝統的なローストビーフやシェパーズパイなどイギリス料理の他にも、海外から幅広いジャンルの料理がファストフード店でも人気になり、イギリスの食事情も大きく変化しました。

それでも、「やっぱりイギリスに来たからにはフィッシュアンドチップスを食べなきゃ!」という人もいるでしょう。今回は、そんなイギリスの伝統的な食べ物の一つ「フィッシュアンドチップス」についてご紹介します。

 

ボリューム満点、イギリス伝統料理フィッシュアンドチップス

現在、イギリス国内には約1万500店舗のフィッシュアンドチップス店が存在します。

イギリス人が年に消費するフィッシュアンドチップスはなんと3億8千万で、年に12億ポンド(約1741億円)ものお金をイギリス人はフィッシュアンドチップスに使っています。

アメリカほどではないですが、イギリスのフィッシュアンドチップスもなかなかのボリュームです。基本はタラ(COD)を使用しますが、イギリスでは近年アイスランド漁業との折り合いが悪くタラの数も激減しているということで、タラ自体の値段が上がっています。

テイクアウェイ店で「タラのフィッシュアンドチップス」を注文すると、地域にもよりますが、平均5ポンド(約720円)かかり、レストランで食べるとなると値段は倍に…(参考:Fish & Chips Pricing Survey

 

テイクアウェイの店ではタラに変わる魚がメニューに

街のフィッシュアンドチップス店

フィッシュアンドチップス店は、国内の至る所に存在します。チェーン店もあれば個人で経営している店もありいろいろ。タラの値段が上がってからは、リテール側も仕入れにひっ迫し、一時期「イギリスのフィッシュアンドチップス店からタラが消える」というニュースまで伝えられました。

現在は危機を脱したようですが、やはり“安価”なイメージのフィッシュアンドチップスなので、店側も高級なタラではなく別の魚で、という代替え案を用いることに。

 

タラの代わりに、ポロックやホワイティングを使う店も…

タラに続いて値段が高めなのがハドックという魚。こちらは日本ではコダラと言われている魚ですが、タラに非常によく似た食感です。そしてタラの代替えとして、安価で仕入れることができ、買値も安くなるのがポロックやホワイティングという白身魚になります。(参照:Chip Shop Shock

筆者はポロックを食べてみたことがありますが、「味があまりしない」という感想を持ちました。ホワイティングは店によっては「タラ」として売られていることがあるため、もしフィッシュアンドチップス店で、3ポンド代で買うことができたなら恐らくホワイティングという魚を使用しているといってよいでしょう。

基本的に、どの魚も味がかなり違うということはないので問題はないのですが、正規のタラを使ったフィッシュアンドチップスは、今のイギリスでは決して安くはないということだけ覚えておかれた方がいいかも知れません。

 

本場、イギリス人のフィッシュアンドチップスの食べ方って?

レストランで美味しいビールを飲みながら、高品質のタラのフィッシュアンドチップスを味わうのももちろんいいですが、やはり現地のイギリス人はテイクアウェイで購入する人が多いようです。

そもそも、イギリス人にとっては“下級階級の食べ物”として慣れ親しんできたフィッシュアンドチップスなので、「わざわざレストランで食べる」という習慣がない人が多いのです。

 

昔は新聞紙に、今は茶色の包み紙でテイクアウェイ

昔は労働者たちが、フィッシュアンドチップスを新聞紙にそのまま包んでテイクアウェイしていたので、食べるうちに油が新聞紙に染み、食べ終わる頃には手も新聞紙で拭いた口元もギトギトになっているといった感じでした。

今は茶色のリサイクル紙に包んでテイクアウェイしますが、店によっては発砲スチロール製の器に入れず、昔ながらにそのまま包むことも。家に持ち帰って開けたらベトベト…という経験を筆者も何度もしたことがあります。

店によりけりですが、テイクアウェイ時に「Wrap or Open? (包む?開けておく?)」と聞かれることがあります。これは包んだまま持って帰るか、包み紙を開けて店を出たらすぐにつまむか、という意味なので、アツアツのフィッシュアンドチップスを食べたい人は「Open, please」と伝えるとよいでしょう。

 

ビネガー以外のソースも現地では人気

イギリスのフィッシュアンドチップスというとビネガーに塩に…と思う人が多いかも知れません。ですが、現地ではビネガーはもちろん、他のソースも大人気なのです。例えばグリーンピースをつぶしたmashed peas(マッシュドピー)や、カレーソースにグレイビーソースなどが人気です。

レストランやカフェでも、大抵はマッシュドピーとレモンが添えられて出てきます。ごくたまに、高級なレストランではタルタルソースを添えてサービスされることがあるようですが、イギリス人はタルタルソースにあまり馴染みがないので、テイクアウェイ店ではまず見かけることはありません。

 

シーサイドで食べるフィッシュアンドチップスは最高!

イギリスの伝統的なフィッシュアンドチップスは、歴史上下流階級の庶民の食べ物、というイメージがありましたが、現在ではタラの高騰化により、もはや下流階級の食べ物とは言えなくなっています。

それでも、やっぱりイギリス人はフィッシュアンドチップスが大好き。特にシーサイドでビール片手に食べるフィッシュアンドチップスは、新鮮さも相まって最高です。みなさんもイギリスに来られたら是非、本場の美味しいフィッシュアンドチップスをお試しください!

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在英歴20年以上のライターです。ロンドンに留学後、現地での旅行会社、出版社勤務を経て現在は南ヨークシャーで子育てに奮闘中。現地からの新鮮な情報や英国の暮らしを多岐にわたりご紹介します!

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