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イギリスで病気になったら?まずはGP登録をしよう

こんにちは!

在英歴22年のライター、Heathです。

海外に住むにあたって、みなさんが心配することの一つに「現地で病気になったらどうしよう」という不安があるかと思いますが、今回はイギリスでの病院のかかりかたについてご紹介しましょう。

 

まずはGPに登録しよう!

海外で体調を崩すと精神的にも不安になりますよね。医師に診てもらいたいけれど、できることなら薬だけで治したい…そういう人も多いはず。イギリスには、「Boots」や「Superdrug」など大手ドラッグチェーン店の他にも、診療所と提携している薬局があり、体調が悪くなった時にはそのいずれかの店で薬を購入することが可能です。

「でも、やっぱり医者にきちんと見てもらいたい」という場合、イギリスではまずGP登録をする必要があります。

 

6か月以上の滞在者は登録可能

イギリスの医療システムは日本と大きく異なります。病気になっても緊急時以外は、すぐに病院に行くことをせず、まず地元の診療所で診察してもらいます。そのために、各自が診療所に登録し、かかりつけの医者を持つことを必要とします。

イギリスはNHS(国民保健サービス)という、政府の予算で運営されている国営医療サービスが中心になっています。このNHSにはGP(General Practitionor)と呼ばれる一般診療医師がおり、彼らの診察と判断により、必要であれば病院での検査が可能になるというシステムです。

6か月以上イギリスに滞在する人であれば、留学生であっても、お仕事で来られる方でもどなたでも登録可能です。長期滞在予定の方は、イギリスに到着されてすぐにこのGP登録をおすすめします。

このGP登録は大人も子供も同じシステムを利用します。ご家族で滞在される場合でも、一人一人のGP登録が必要となるのでご注意ください。

 

イギリスにはプライベートのGPとNHSのGPが存在

このGPですが、イギリス市民の大半はNHSのGPに登録しています。というのも、初診料や診察費は政府の予算で賄われているために無料だからです。診察は予約制になっています。

ただ、急に具合が悪くなっても緊急でないと判断された場合、予約が立て込んでいれば1週間後と言われる可能性もあるので要注意です。電話予約とオンライン予約ができるので、急ぐ時はその両方をトライして、予約が早い方を選ぶことをおすすめします。また、担当医でなくても診てもらうことは可能です。

「できればすぐに医者に診てもらいたい、でも緊急外来へ行くほどでもない」という場合は、プライベートのGPにかかる方法もあります。こちらは費用が日本の実費もしくはそれ以上かかりますが、NHSのGPよりも時間をかけずに診てもらうことが可能です。基本的にはプライベートクリニックの医師も、NHSの医師も資格やスキルは同じです。

 

どうやってGPに登録するの?

自分が住む近くに登録できればより便利なので、『NHS』の公式サイトから、郵便番号を入力して地元のGPを検索することができます。各診療所に関する口コミ欄もあるので、参考にするとよいでしょう。

 

GPからの紹介状で病院での検査が可能

GPはいわば一般診療所ですから、基本の内科診察で各専門医というのは存在しません。日本でいう「町の小さなクリニック」のような感じです。GPにはレントゲン技師がいないのでレントゲン検査もできません。GPで医師に診察してもらい、更なる検査や専門医の判断が必要であれば、GPの医師から病院へ紹介状が送られます。

 

GPから病院へ行くまでの流れとは?

病院はGPの医師から紹介状を受け取った後、「紹介状を受け取りましたよ」という手紙を送付してきます。そこで病院の予約をすることが初めて可能になります。この手紙が送付されてくる期間は、緊急と判断されない限り、3週間~6週間と結構待つことになります。

手紙を受け取って、病院に予約する場合も予約が混んでいればそこから更に1か月、2か月待ちということもありえます。つまり「よほどの緊急時以外は、専門医から診察を受けるまでの待つ時間が長い」と頭にいれておいた方がいいでしょう。これはNHSが運営する歯科医院にかかる場合も同様です。

 

NHSの病院では出産・入院・手術費用は無料

出産はまだしも、入院や手術などできれば避けたいところ。でも、万が一その必要が起きた場合は、NHSの病院では基本的に全て無料になります。

 

処方箋に関しては?

処方箋は1人8.60ポンド(約1,220円)で、こちらは処方される薬1つにつきの金額になります。たいていは、かかりつけのGPの近くに提携している薬局があるので、そこで処方してもらうとよいでしょう。ただし、イギリス国内のNHSは限られた予算で運営しているため、特別な病に関する薬の処方には、高額な費用が掛かってしまう場合もあります。

 

緊急時は「A&E」へ

病気になっただけではなく怪我や事故などで早急な処置が必要な場合は、GPへ行かずに、直接、病院の「A&E(緊急外来サービス)」へ行くことが可能です。

ただ、この待ち時間も、その時の状況によりけりですが通常2時間~4時間という状態。週末は基本的にGPが閉まるため特に混雑しています。命に関わる危険性があるとなれば、当然順番を飛ばして診察してもらうことが可能ですが、イギリスではA&Eは常に混雑しているという意識を持った方がいいでしょう。

 

イギリスには日本人医師はいるの?

病気になった時は、特に弱気になりがち。「自分の英語力では通用しないかも」と不安になる人もいることでしょう。身体のことですし、やっぱり日本語で説明を受けたいという方は、日本人医師にかかるという方法もあります。

 

ロンドン近郊で日本人医師がいるクリニック3つ

ロンドン、もしくはその近くにお住まいということになれば、ロンドンには3軒、日本人医師がいるクリニックがあります。

ロンドン医療センター

Japan Green Medical Center

Nippon Club

海外保健も適用可能ですが、海外保健に加入しておらず診察を希望の場合は、日本での実費相当もしくはそれ以上の費用がかかります。ロンドンには、内科の一般診療だけでなく日本人歯科医院や眼科もあるので、心に留めておくと心強いかもしれませんね。

 

元気に海外生活を送りたい!

日本にいてもどこにいても、やっぱり健康に生活したいものですよね。でも、慣れない海外暮らしは、やはり何かとストレスが溜まりやすく体調を崩しがちになる人も決して少なくはありません。

英語力に不安な場合でもどうしても医師にかからなければならない時は、普段あなたが聞き慣れている英語を話す友人や英語がわかる日本人のお友達など、知り合いに付き添ってもらうのも一つのアイデアではないでしょうか。

気になることがあれば、現地にいるから尚更のこと、すぐに医師に診てもらうようにすることが大きな病を防ぐことに繋がると筆者は思っています。これから渡英されるみなさんも、健康には気を付けてイギリス生活を楽しんでくださいね。

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在英歴20年以上のライターです。ロンドンに留学後、現地での旅行会社、出版社勤務を経て現在は南ヨークシャーで子育てに奮闘中。現地からの新鮮な情報や英国の暮らしを多岐にわたりご紹介します!

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