国際結婚で海外移住!スペインへの移住の手続き・ビザ申請・ストレスの対処法を経験者が紹介 | FRON [フロン]

国際結婚で海外移住!スペインへの移住の手続き・ビザ申請・ストレスの対処法を経験者が紹介

こんにちは。バルセロナ在住ライターのkukumikuです。

留学・ワーホリ・仕事・放浪・・・様々な理由で外国で生活をしている人たちがいますが、今回は私がスペインへ移住するにあたって経験したこと(移住の手続きやビザの申請方法など)をお話ししようと思います。

あくまでも私のケースですので、参考になりそうな部分を活用していただければと思いますが、海外生活未経験で何も知らない私が辿った道です。

私が海外生活者になったのは結婚が理由です。出会った旦那がスペイン国籍でした。旦那に出会うまでスペインを訪れたこともありませんでした。スペイン語?ゼロに決まっています。

 

スペインに住むことが決まってからやったこと

旦那「結婚して一緒に住もう!」私「よし私がスペインへ行くよ!」

….で、どうすれば良いの?

大分あっさりと決めた二人でしたが、ここからは毎日いろんなことを調べまくりました。

*外国人とどうやって結婚するの?
*書類は何が必要?どこに書類を出すの?
*ビザはどうすればいいの?
*どうやって引っ越しするの?

などなど、決めてしまってから沢山の疑問が湧き、とにかく誰かのブログなどを読みながら少しずつ自分のやるべきことをリストにしていきました。

区役所などにも出向き、聞けることはなんでも聞きました。ですが、正直に言うと「留学」などではないので業者に頼む訳にもいかなかったので、具体的に自分のケースの場合はどうすれば良いのかいまいち分からないという事も多かったです。

ちなみに引っ越しについては「スペインへの持ち物リスト!留学や移住で持っていくべきモノとそうじゃないモノ9つ」の記事で触れていますので、読んでみてくださいね。

 

スペインへの移住の手続きの流れ(スケジュール)

二人で意見が一致していたことは、「とにかく手っ取り早く面倒な役所やビザの事は終わらせちゃおう!」でした。

しかし、そう簡単にはいかないのが海外移住で、勿論速攻で壁にぶち当たりましたが(笑)、kukumikuバルセロナ移住計画は下記のようなスケジュールでした。

1. 日本で取得できる限りの必要と思われる書類をゲットしておく(どの書類が実際に必要なのか100%の保証がなかったため)

2. 観光目的(いわゆるノービザ)でスペインに入国

3. スペインで結婚の手続き

4. スペインで結婚の証明書を貰ってビザの申請

5. スペインのIDカード発行

こうしてやっとスペインに滞在!

ざっと記載するとこんな感じなのですが、全ての手続きが完了するまでに私は大体4カ月かかりました。

これでも短めの方かもしれません。とにかく時間がかかることは覚悟して、”ゆっくり気長に、しかし必要なプッシュは怠らずに待つ”というスキルが必要です。

 

注意点①:全てはケースバイケースで、やってみなければ分からないことが多い!

スペインで結婚・移住するにあたり「一番なんじゃそりゃ!」と思ったことをお伝えします。

というのも、日本では例えば結婚する方法にしても、どこでも決まった書類を提出さえすれば良いのですが、スペインではそうはいきません。

スペインでは各地方ごと、さらには各役所ごと、さらにはまさかの担当になる職員のさじ加減でも、結婚する方法が変わることがあります。

「日本では信じられない…でもラテンの国だからね。そういう事もあるよね…」と意味の分からない説得を何度も自分にしながら少しづつ手続きを進めてきました。

 

日本とスペインの婚姻制度の違いについて

手っ取り早く手続きを終わらせるために、私たちは 「Pareja de hecho(パレハ・デ・エチョ)」という、日本では「事実婚」や「同性婚」と言われているシステムで手続きをすることにしました。

これは外国人と付き合うと結構な確率で振ってくる話ですので、付き合っているうちから「その国の事実婚の制度がどうなっているか?」を調べておくことをお勧めします。

外国人との結婚には「宗教」が絡んだり、そもそもその制度に納得がいかないという外国人もいるため、お相手の国の事情を調べたり、まず当人に「どのようなスタイルで家族になりたいのか?」を聞いておくことをお勧めします。

 

注意点②:日本と海外の「結婚」に対する考え方の違いを理解しておく

日本では家族になるなら「結婚」と誰もが素直に考えていると思いますが、外国は違います。

びっくりすると思いますが、「大体さ、結婚って何?宗教も信じてないし、なんで誰かにいちいち誓いを立てて家族になるとか言わなきゃいけないの?二人の問題でしょう?」なんて思想を持っている人は非常に沢山います。

日本のように結婚して「扶養」になったからといって、国からの恩恵がたくさん貰える訳ではない国があるというのも、このような思想に結びつく一つの理由です。

逆に、シングルで子供を持つ人たちへの補助がしっかりしている国もあります。スペインの場合は「離婚」するのが猛烈に大変な作業であるため、結婚へ躊躇する理由になっているというのも考えられます。

友達のスウェーデン人のカップルには、二人目の子供が生まれたあとに婚姻の手続きをしたなんて人もいます。

 

スペインの「Pareja de hecho(パレハ・デ・エチョ)」について

スペインでは多少の条件の違いはありますが、この「Pareja de hecho(パレハ・デ・エチョ)」の制度でも、ちゃんと法的に家族になれます。ちなみにこれは「結婚」という制度についてどのように考えているかの違いで意見が分かれますので、国際結婚を考えている方はよく考えてから決めてくださいね。

この「Pareja de hecho(パレハ・デ・エチョ)」であれば、通常の結婚の手続きよりも必要書類が少なかったり、申請から手続き終了までの時間が短めであるというのは事実です。後から婚姻の手続きをとることも可能です。

ただし、この制度は「結婚」よりも簡単であることから、近年都市部では申請者が増加し続けていて、特にバルセロナで取得することは、正直言うとほぼ不可能状態です。ですので、私たちはバルセロナ以外の地方で行いました。

バルセロナの場合、全ての手続きには、書類を提出するだけにもかかわらず、役所に予約を取らなければならないなど、かなり手間がかかります。その予約もそう簡単には取れず、何カ月も待つ可能性もあります。

さらにバルセロナには外国からの移民が増加している中で「偽装結婚」をする人たちもいるため、申請の条件が厳しく、許可が下りずらくなっています。

こうして私は旦那の実家の街(バルセロナではない地方)で申請をしたのですが、運よく書類も日本から用意してきたもので間に合いました。スペインの場合は、この街によって本当に集める書類も、条件も、対応の早さも違います。

 

スペインで結婚する際に必要な書類(一例)

ちなみに私が申請した時に必要だったのは以下の書類です。山ほど用意したのですが、結局日本からの書類は1枚でよかったです(旦那が調べてくれた通りでした。信用しなくてごめんよ。)。

1. 市が用意している申請書(書き込むだけです)

2. 日本から持ってきた独身証明書(翻訳書類とアポスティーユ付きです)

3. パスポートのコピー

実際に必要な書類と条件は、必ず申請をする役場の窓口に直接問い合わせてください。私はそれでも信用ならず、ありったけの書類を持ち込みました。

他にも現地で住民登録をする必要がある場合もありますので、しっかりと聞き出しましょう!(ちなみにこちらはビザ申請でも必要ですので、どちらにせよ取得が必要です)

 

注意点③:事実婚の場合は日本への申請が不要、結婚の場合は必要

そして、事実婚ではなく結婚の手続きをした人は、日本側にも報告しなければなりませんので、その際に必要な書類は日本大使館や領事館へ問い合わせてくださいね。

事実婚の場合は日本にその制度がないので、申請の必要はありません。私は知らずに領事館へ届けを出そうとしてしまいましたが、制度がないのに何を届け出るのかという話です(笑)

この辺りも「事実婚」と「結婚」と、どちらにするか迷うポイントだと思います。日本では婚姻関係になりませんので、今後日本でも生活する予定があるカップルなどは、ちゃんと婚姻の手続きを行う方が良いかもしれません。

 

家族になった!次は「ビザの申請」が必要!

家族になった次は「ビザ」の申請が必要で、これが重要です。ビザの事が落ち着かないと、家族になった喜びなどはあまり素直に味わいきれません。スペインから追い出されてしまっては意味がないからです。

ビザの申請手順は以下になります。

1.  必要書類を聞き出して、用意する

2. 必要書類を提出するために、予約する

3. 必要書類を提出して、結果を待つ

4. 結果が出たら、警察にID発行の予約をする

5. 警察へ行って、IDを作る

6. 後日警察へ行って、IDを受け取る

なお、申請している間はスペインから出ることができません。ワインでも飲んでゆっくりしていてください。これでやっと無事スペインで身分証もゲットし、働くことも他の国へ行く事もできます!もちろん日本へ帰ることも!(笑)

 

日本ならすぐなのに…と思ってはダメです

最後にお伝えしたいことは、とにかく「忍耐」ということです。

婚姻もビザ申請も、大体一つずつのプロセスに数週間から一カ月の期間がかかります。職員も親切じゃない人かもしれませんし、窓口をたらいまわしにされるかもしれませんし、予約が取れない時期もあるかもしれません。

でも、毎日ハラハラ・イライラしてストレスを感じていては身体が持ちませんので、気長に待ってください。書類の不備などがあっても、焦らず調べていけばちゃんと申請は通るはずです。

スペインでの婚姻届けに不安がある人は、日本で結婚の手続きをするのもありです。慣れ親しんだシステムで手続きをする方が断然ストレスもないですし、何よりシンプルで速いです!

その場合は、あとでスペイン側にも反映させてあげてくださいね。

 

国際結婚して海外移住することのまとめ

以上になりますが、日本の暮らしでは考えられないシステムや、そもそも結婚という制度をどう考えているのか?など、外国人のパートナーを持つと意外なところから問題が降ってきます。

私の場合はスペイン語が分からなかったせいもあり、旦那やその家族に大々的に協力してもらって無事に全ての申請を終えることができました。家族になるにあたって最初に出現した大きな壁を一緒に乗り越えることができたので、この苦労も無駄ではなかったかなと今では感じています。

国際結婚して海外移住するのは色々と面倒な手続きですが、是非やり切って海外ライフを楽しんでくださいね!

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スペイン・バルセロナ在住。
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