2018年02月14日更新
海外留学を通して学んだことや身についた力は?アメリカへの留学体験談
- 208view
みなさん、こんにちはFRONライターのpuri_hです。
今日はみなさんに、海外留学を通して私が学んだことや、身につけることができたと思う力をシェアしたいと思います。
目次
アメリカの大学に半年間留学
留学と一口で言っても、語学習得を目的とした短期留学から、資格や学位を取得するための長期のもの、大きな意味ではワーキングホリデーなども含まれます。
今回は、私が大学時代に経験した留学経験から得たものを紹介していきたいと思います。
そこでまずは私の留学の概要なのですが、私の場合は大学三年生の後期を休学して、アメリカの大学に半年間留学しました。そこでは、現地の学生と一緒に授業を受けるのですが、特に単位などはもらえません。
日本の大学に休学費を払いながら、アメリカの大学にも授業料を払わなくてはいけませんでした。それではそのような留学経験を、早速ご紹介していきたいます。
周りの意見に流されことなく、自分で決断する力がついた
まず、最初に留学を決断するまでの話になるのですが、私は大学での専攻が理系で、留学には全く縁のない学生生活を送っていました。
理系の勉強も好きでしたが、学年が上がるにつれて、以前から興味のあった留学をあきらめきれず、このまま卒業していいのかな?という気持ちが大きくなってきました。
周りに海外に留学したいと話すと、「理系なのになんで?」「休学してまで行く必要があるの?」などなど、なかなか理解してもらえませんでした。
家族に経済的負担をかけて、周りに反対されてまで行く必要があるのか?そこまでして行く価値があるのか?と、何度も悩みました。
ですが、周りの人に反対されることをするのは辛いけれど、今行かないと一生後悔すると思ったので、最終的に私は留学に行きました。
結果、留学に行って本当によかったです。
休学や費用というリスクを背負って、周りに反対されても自分のやりたいことを突き通した経験から、周りに流されることなく自分で考えて決断し、その決断に責任を持つことができるようになったと、留学後は感じています。
なんでも自分でやろうとせず、時には人に頼る
続いて、私は留学に行くと決めたからには、当初は全て自分で完璧にこなしたいと思っていました。
留学を通して異国の地でも自分は一人でやれるんだと、誰かに証明したかったのかもしれません。ですが、留学してしばらくして、自分で家を見つけなくてはならなくなりました。
拙い英語でGoogle検索をしてみたり、電話をかけてみたりと、頑張ってはみたものの、なかなか住む場所が見つかりませんでした。
そんなある日、教会で一緒になったおばさんに、家が決まらなくて悩んでいることを相談してみると「下宿をやっている友達を紹介してあげる」と言われ、あっさり家が決まったのです。
そして、このことをきっかけに肩の力が抜けました。留学に行く前は、なんでも自分でできることがすごいことだと思っていたのですが、自分なんてまだまだちっぽけで、人に助けられないと生きていけないんだなと感じました。
それからは、困ったことや、分からないことがあったと時は、すぐに現地の人に聞くようにしました。そうすることで、交友関係も広がり、現地で友達も増えたので、とてもよかったです。
留学を通して、家族の大切さを知る
留学するとなると、一定期間は家族とは離れて暮らすことになります。
私は正直、留学に行く前はあまり家族と仲がいい方ではなく、家族思いとは言えない人だったのです。ですが、留学に行ってからは、家族の大切さをかなり実感できるようになりました。
言葉も満足に通じず、親しい人が全くいない状況は、正直かなりストレスが溜まります。大学の友達とも電話をすることもあるのですが、海外と日本で環境が違うと、次第に話が合わなくなってきます。
また、友達にはどうしても留学を楽しんでいる自分を演出してしまい、弱っているところを見せられなくなってしまいます。そんな時、頼りになるのは家族だったりします。
普段は素直に話せなくても、遠いところにいてどうせ会いに来ることもできないし、この先何ヶ月間も会うことがないんだと思うと、意外となんでも話せてしまうものです。
また、たまに日本から食べものなどを送ってもらっていたのですが、その時も「私がこのお菓子好きなの知っていたんだ」とか「ちょうどこれが欲しかったんだよ」というものばかりで、やっぱり家族だなと感じることができました。
留学生活を乗り越えた自信
最後に、留学は楽しいことばかりのように思われがちですが、絶対に傷つくことがあったり、挫折したりはつきものです。しかし、海を越えてきてしまった以上、簡単に逃げ出して帰ることはできません。
そんな生活を乗り越えた後には、絶対に留学に来る前にはなかった自信がつきます。留学を通して語学力がついたり、視野が広がったりと、様々なことが得られました。
ですが、大学生だった私にとっては、海外での生活を通して失敗や挫折を乗り越えた経験が、一番大きな収穫だったかもしれません。これは帰国してからも、ずっと自分の財産になり自分を励ましてくれていると私は思います。
海外留学を通して学んだことのまとめ
以上、いかがだったでしょうか?
今回は海外留学を通して得られたものを、勉強面ではなく、人間性や生活面から紹介してみました。
海外留学に興味があるけれども周りに反対されている方や、そもそも海外留学に行く意味があるのかと考えている人にとって、この記事が少しでも参考なれば嬉しいです。
人生は一度きりです。海外留学に限らず、自分がやりたいと思った時に、やりたいことをやってみたら、また新しい世界が開かれるかもしれません。
-
フランスの大学の制度や特徴!留学前に知っておきたい6つのキーワード
- Papico
- |1,063view
-
- Heath
- |1,591view
-
- saki
- |1,105view
-
フラタニティとソロリティとは?アメリカの大学生活ってどんな感じ?
- Emi
- |717view
-
- macaron
- |665view
-
スペイン語留学でおすすめの国や選び方は?スペイン留学経験者が解説!
- puri_h
- |524view
-
フランス人も絶賛!ノルマンディー地方のエトルタを観光してみた!
- macaron
- |1,178view
-
- macaron
- |676view
-
台湾留学で英語が必要な理由は?台北への1年間の語学留学体験談
- FRON公式
- |1,231view